薄毛の悩みを抱えながらも実際にクリニックへ足を運ぶことに対して二の足を踏んでしまう男性は少なくありません。その大きな要因の一つは具体的にどのような手順で診察が進みどのような治療が行われるのかという全体像が見えにくいことにあるのではないでしょうか。未知の体験に対する不安は行動を抑制してしまいます。そこでAGA治療を検討している方々が安心して第一歩を踏み出せるよう一般的な専門クリニックにおける初診から薬の処方までの具体的な流れを詳細に解説します。まず最初のステップは予約です。多くのAGAクリニックでは完全予約制を採用しており電話だけでなく公式ウェブサイトの予約フォームやLINEなどから簡単に申し込みが可能です。プライバシーに配慮されているため他の患者と待合室で長時間顔を合わせることがないよう時間を調整してくれるクリニックも増えています。予約が確定したらいよいよ来院となります。受付では保険証の提示を求められることがありますがAGA治療自体は自由診療であるため身分証明書としての確認が主目的です。受付を済ませると問診票が渡されますので現在の健康状態や服用中の薬そして薄毛が気になり始めた時期や家族の遺伝傾向などを記入します。問診票の記入が終わると次は専門カウンセラーによる問診とカウンセリングが行われます。ここでは医師の診察の前に患者の悩みや希望を詳細にヒアリングします。どの部分が気になるのか予算はどのくらいで考えているのかどの程度の回復を目指しているのかといった具体的なゴールを共有します。また治療の仕組みや料金体系についての説明もこの段階で行われることが一般的です。カウンセラーは患者の不安を取り除く役割も担っているため医学的な質問以外でも気軽に相談できる雰囲気作りがなされています。カウンセリングで治療への理解が深まったところで医師による診察へと進みます。医師は問診票やカウンセリングの内容を基に頭皮や髪の状態を医学的にチェックします。視診や触診に加えてマイクロスコープを使用して毛穴の状態や髪の太さを拡大して確認することもあります。ここでAGAであるかどうかの確定診断が下され患者一人ひとりの症状や体質に合わせた最適な治療プランが提案されます。副作用のリスクや薬の飲み合わせについても医師から直接説明がありますので不安な点はここでしっかりと解消しておくことが重要です。治療方針が決まると必要に応じて血液検査が行われます。これは投薬治療を開始するにあたって肝機能や腎機能に問題がないかを確認するためです。AGA治療薬は肝臓で代謝されるため健康状態に問題がある場合は治療が行えないこともあるからです。採血は短時間で終わります。検査結果は即日出る場合もあれば後日報告となる場合もありますが問題がなければ薬の処方へと移ります。最後に薬の受け取りと会計です。AGAクリニックの多くは院内処方を採用しており薬局に行く必要がなくその場で薬を受け取ることができます。
AGA治療の全行程を解説、予約から薬の処方までの具体的な流れ